僕の鬱の場合

2017/12/03

心臓が痛い。頭が締め付けられるような感覚がする。呼吸がまともにできなくなる。改善しようと動くのすら億劫だ。ストレスによるものだろう。自分を変えようとするストレス。今までの自分を否定して、新たな自分を生み出そうとするストレス。

 

変えれば今まで以上の世界が見えるかもしれない。でも、変えれば今まで当たり前に出来た事が出来なくなるかもしれない。そうして出来なくなった事がいくつもある。むしろそんなことばかりだ。

 

出来なくなるのは突然だ。ある日、本当に突然、出来なくなる。楽しかったことが楽しくなくなる。頭の中は真っ白だ。今まで僕はこれを楽しんでいた、だから今も楽しいはず、と言い聞かせても、頭と体はまともに動いてくれない。

 

そんな時固執すると、余計にダメになる。今まで出来ていたのだから、それくらいは出来るはずだだ、という意識が余計に今の自分ができない現実を思い出させて、もっと何もできないようになる。

 

だからそんな時は、一歩離れて休んでみることにしている。距離を置き、休む。いきなり引きはがすとそれこそ意固地になるから、少しずつ、自分の意識を違うものへとすり替えていく。

 

『出来ないことを出来ないと思いながらやるより、ほかの楽しいことに手を出そう。同じ時間と金を使うならその方が、よほど自分のために良い』

 

そうやって何度も自分に言い聞かせ、出来なくなったことへ向かおうとする自分を押しとどめる。最初のうちは困難だ。忘れようと思っても忘れられない。だって、昔自分はできたのだから。出来なくなった自分を認めると、劣等感で押しつぶされそうになる。周りがみな、不出来な自分のことを嘲笑しているようにさえ思えてくる。

 

ああ。

 

今までできていたのに、なぜ今はそんなことも出来なくなってしまったのだろうか。

 

長く続けられない癖を変えた方がいいと皆が言う。僕も一流になるにはそれが必要だろうとは思う。けれど、ただただ、それだけを延々と続けることは僕にとって苦痛なのだ。一つの場に居続けると、鬱々として空気に耐えられなくなる。

 

一つのことを続けるには、他の逃げ場が必要だ。今後はそれを探していきたいと思う。